2010-10

布を探しに

ザオサパ 山道

行く先も知らないのに、わたしは先頭を歩いている。時々振り返って後ろを確認。ビニールのサンダル履きに荷を入れた竹籠を背負って山道を登る彼女たち。“ホン”と呼ばれる赤いスカーフは、緑のなかできわだって見える。「歩くの早いわね!何かしているの?」...
布を探しに

ザオサパ 女の名前

長女ータメイ、 次女ーラメイ、3女ーサメイ、4女ースメイ、5女ーマンメイ、6女ーリュウメイ 7女ーチェットメイ、8女ーパメイ、9女ーチュアメイ、10女・・・この辺りで曖昧になる。「またタメイに戻るの」と聞くとちょっと考え込んで、まだ続くと言...
書籍 写真集 映像

旅をする裸の眼 

「旅をする裸の眼」 多和田葉子サイゴンーベルリンーボーフムーパリ言葉の違う国を越境し、そして見るということ。旅=移動、眼=視線 言葉=思考言葉が通じないもどかしさと、言葉が聞こえてこない安らぎ。眼の前の出来事は解釈を履き違え、光・風・水・・...
布を探しに

ザオサパ 背中の刺繍 「ルイタアン」

ルイタアンと呼ばれる背中の刺繍。ドレスの裾の刺繍はルイキアと言われ、襟、袖口など他の刺繍部分にもそれぞれ名称があるそう。名前が付けられているということは区別されているわけで、もちろん各部分ごと刺繍の模様も形状も違います。“刺繍”とひとまとめ...
布を探しに

ザオサパ ウエディングベール

ティモール テキスタイル コラムのページでもご紹介したザオのウエディングベール、その中身は?この木製の帽子が土台になっています。これを「ゴニョ」と言う。こうして頭に被り、シルバーのコインや房飾りの付いた赤い布「ホン」を幾重にも掛け、最後に渋...
布を探しに

ザオサパ 立っても座っても刺繍

ザオサパの女たちはいつでもどこでも刺繍にいそしむ。町にいても、村にいても、立っていても、座っていても、とにかく刺す刺す刺す。ジャケットの襟に袖口に背中に裾、帽子やベルトやパンツ・・・いったい、何が彼女たちをここまでさせるのか?この過剰さ、一...
布を探しに

ザオサパ 既婚のしるし

既婚のしるしとして、眉と額から耳にかけて一部の髪を抜くザオサパの女たち。見かけはちょっとビビッてしまうけど、仲良くなると飲む食う歌うの大騒ぎ。このスタイルは、剃るのではなく全部“抜く”そうで、目安としては月に一回ですって。近頃では伝統も緩和...
布に染みる音楽

布に染みる音楽 3

キース ジャレット「祈り~グルジェフの世界」は市松模様の布グレゴリオ聖歌のジャケットは布が歩いているかのような修道僧どちらも祈り、そして布。そういえば「布教」のフの字は布・・・。祈りと布の関係。
ティモール テキスタイル展示

札幌 布パワー

札幌のoteshio(おてしお)さんで開催中の「nunoteshio(ぬのてしお)展vol.3」入り口の扉が開くたびに胸はドキドキ、だってみなさんすごい布を巻いていらっしゃるんだもの。まるで歩くテキスタイルミュージアムを訪れているような感動...
ティモール テキスタイル展示

nunoteshio(ぬのてしお)

明日から札幌のoteshioさんでnunoteshio(ぬのてしお)展が始まります。今回の布はインドネシアのティモール島、ラオスのサムヌア地方、そして太平洋を越えペルーのケチュア族とボリビアのアイマラ族の布が初登場です。10月8日はotes...