ミャンマー
張子木型 
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これは張子ウシの 木型と思われます。
手のひらに乗る小さく可愛いサイズです。

真正面から見ると、可愛いだけではなくて、
強烈な主張があります。
中心で顔が割れているのは張子木型の運命です。
木型の上に紙を幾重も貼って、最後にこの割れ目に刃を入れて外します。
割目には、紙ではなくて埃が詰まっています。
ひとまずこのままでご紹介です。 

 
横向きと正面だと印象が全然違います。
ウシのはずなのに耳がないのが不思議ですが、
張子に後付けするのでしょうか。
 
 
 後ろ右足が短いですが、安定しています。
ちっちゃなお尻はキュッと引き締まっています。

 
横になっていただきましょう。
こんな小さな体でも、
お腹と4本足にはしっかり割目が入っています
 
 安心しきった無防備な表情ですね。

 
愛用の腕輪を一緒に置きました。
腕輪のなかにすっぽり四つ足が入ります。
手乗り木型ウシです。 
連れて歩けそうです。
もちろん張子も作れます。
どうぞ挑戦してみてください。



 
 ヤンゴンの国立博物館の展示です。
真ん中の赤い顔に黒い耳の張子ウシの木型です。
木型と出来上がりの張子を見比べると、
そのギャップにちょっと嬉しい笑みがこぼれますね。
今度はセットで探してきます。


サイズ:高さ9×幅8×厚み3.5㎝ 重さ64g 
価格:¥7,000(税込・送料込) 

timortext@gmail.com
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